【1】アレルギー表示の特定原材料(義務表示)に「くるみ」を追加の方向
第67回消費者委員会食品表示部会において、食物アレルギーによる健康被害
に関する調査結果が報告され、くるみによる症例数が増加していることから、
アレルギー表示の特定原材料(義務表示)に「くるみ」を追加するため準備を
進めることとされました。
年内にも諮問され、審議される予定です。
※第67回 食品表示部会
「即時型食物アレルギーによる健康被害に関する全国実態調査」の概要について
https://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M1357685&c=42822&d=75b7
【2】食品等の夏期一斉取締りの実施(厚生労働省、消費者庁)
厳しい暑さが続いています。夏期には細菌による食中毒が増加します。
厚生労働省及び消費者庁では、全国一斉に食品等の夏期一斉取締りの実施
通知を都道府県等へ発出しています。
食中毒予防の三原則である「つけない」、「ふやさない」、「やっつける」
を基本に食中毒を防止しましょう。
※厚生労働省、令和4年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施について
https://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M1357686&c=42822&d=75b7
※消費者庁、食品表示の適正化に向けた取組について(夏期一斉取締りの実施)
https://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M1357687&c=42822&d=75b7
【3】アワビ、ナマコを製造・加工等する事業者は届出が必要
特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律(水産流通適正化法)
が令和4年12月1日に施行されます。
国内で違法に採捕された水産物(アワビ、ナマコ)の流通を防止するための
ものです。
アワビ、ナマコを製造・加工等する事業者は、行政庁に対して、届出を行う
必要があります。
また、漁獲番号等の伝達、伝票類の受領・発行、伝票類の保存も必要です。
小売販売、外食事業者の方は、漁獲番号等の確認等が必要になります。
※水産庁、特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律
https://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M1357688&c=42822&d=75b7